ある日突然…
更新する事もない様なメルセデス230Eでしたが、とある雨の夕暮れ、家内から電話が鳴りました。飛び出して来た右折車を避けて電柱とクラッシュしたと言う内容の…。
家内の身体は無傷でしたが、車両はレッカーを呼ぶしかない様な状態でした。
積車に乗って戻ってきた姿です。 念のため家内を医者に行かせましたが、異常無しでした。シートベルトと堅牢なボディーのおかげです。 |
|
次の日、明るい所で見た様子。 バンパーの左半分が無くなっています。 |
|
グリルは無事ですが… | |
電柱がめり込んで、左は完全にアウト。左足回りは無事のようです。 | |
ボンネットはこの有様です。 でも、これが国産車だったらと思うと、ゾッとしました。 |
結局、来春の19年目の車検は思案中だったので即廃車と言う事になりました。
スポーツラインシートだけ外して貿易に決定。左ハンドルのメルセデスは、腐っても鯛なのです。
そして…
そうなると行動は早いです。以前から考えていたW124の220EかE220を、ネットオークションで検索すると、偶然にも京都から2台も出品が有るではないですか。早速どちらにも連絡をとり、現車確認、そして試乗に行きました。
その結果、足回り、ATの感じの良かった 93年式 220E 右ハンドル 革シート を購入する事となりました。
ヤナセ物ディーラー車 ワンオーナーで全ての記録簿が付いていました。 94年式からグリルが小さくなりるW124最終型ですが、これはその前年のモデルです。 ノーティカブルーという色で写真で撮ると実際よりは青く写りますが、紺メタの薄い感じです。 |
|
今度は右ハンドルです。この頃のメルセデスの右ハンドルは、キーが左で指示器は右。非常に扱いづらいです。 革のパワーシート、純正オーディオは12連奏CD、パワーアンプ、リモコン付です。 クルーズコントロール、ぼかしガラスなど豪華装備満載です。 |
|
エンジンは同じ直4ながら、230EのSOHC2297cc
136psから、 DOHC2198cc 147psと全く別物です。 点火はデスビのないモトロニックで、メルセデスのエンジンとは思えない位高回転までスムーズに回ります。 |
走行は98000q弱ですが、各部は非常にしっかりしています。前の230Eもドアの締まり具合など全く変化しませんでしたから、10万qは単に通過点でしょう。
きっかけは事故での乗り換えでしたが、メルセデスらしいメルセデスは、ミディアムで言うとW124まで、と言う持論に基づき購入に踏み切りました。そしてその選択は間違っていなかったと思っています。
230Eと同様、長く乗りたいと思って言います。