ドアロック・バキュームポンプの交換

メルセデスのドアロックは、負圧式です。電気式ではありません。このポンプのコントロールの基板が古くなるとぼけるようです。

去年くらいから、気温が下がると運転席以外のドアロックがすぐに反応しなくなっていました。走り出して忘れた頃(5分位して)にならないと開かない状態でした。

これまたヤフオクで¥1240で落札できたので、交換しました。


交換するためには、リヤシートをを外さなくてはいけません。

矢印の、左右にある赤いレバーを押すとシートは簡単に外れます。

矢印の部分にバキュームポンプが有ります。

それにしても、たまにはシートを外してみるものです。子供のシルバーの指輪と、あめ玉が出てきました。ついでに掃除機も掛けておきます。

スポンジの中にバキュームポンプが有ります。これをめくると…
姿を現しました。ホース1本、コネクター2個を抜けば外れます。

一切工具は要りませんでした。

元に戻すだけですから、例によって取付は省略です。

これも、新旧並べてみましたが、外観に少し違いがあります。
古い方は、フタの部分に穴が開いています。
ついでに古い方のフタを開けてみました。

穴はモーターの部分に開いています。新しい方には有りません。

これが問題の基板です。モーターが元気でも、ICが逝かれてくるようです。

ひどいのになると、勝手にロックしてしまって、車に入れなくなる症状が出ることもあるそうです。

内部の圧力を感知する所がポンプから、枝分かれして有ります。

接点があって、ビスで調節できるようですから、勇気のある方はやって下さい。

因みに、ロック動作後も数秒間動くのが正常らしいです。

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